50代からのシングル(シンプル)ライフ ~熟年離婚、しました。

結婚26年で熟年離婚しました。 弁護士の先生にもお世話になりました。 興信所の社長からは「探偵に向いている」と誘われました。 そんな離婚劇のあれやこれや… シングルアゲインのアラフィフの備忘録です。

2021年01月

昨日

2021年1月30日に
長男が入籍しました。



両親の不倫離婚を目の当たりにし
リアルタイムで
その事情もすべてご存じのお嬢さん(と、そのご両親)

片親だからと
卑屈に感じてしまうところがある私を

さりげなく気遣ってくださっているのを感じます。

有難いことです。


結婚のすばらしさを語れるような立場ではない
うまく行く秘訣、をささやいてやれるような立場でもない
そんな自分が申し訳なくて

笑顔の二人に
「幸せになってね」と言うことしかできないけれど

相手のお嬢さんが(昨日からはもう「お嫁ちゃん」ですね)

「〇〇さん(長男)を産んでくださってありがとうございます」
と言ってくださったときに
涙腺が崩壊しました。

しばらくは
赴任先の長男
地元のお嫁ちゃん(実家暮らし)
「別居婚」が続きます。

コロナの今後の状況を探りながら
挙式披露宴も考えなければなりません。

まだまだスタート地点に立っただけの二人ですが
幸せになってもらいたいと
心から思います。


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写真はネットで見て一目ぼれして
郵送で授与していただいた
「乃木神社のよりそひ守」

二人に贈りました。

お嫁ちゃんは雑誌で見たことがあったらしく
「欲しかったけれど地元の神社には無いので諦めていた」と
とても喜んでくれました。

一昨年、私は家族を一人失くしたけれど
新しい、そして大切な家族が一人、増えました。

幸せな一日のご報告です。



慰謝料のゴタゴタが片付いたころ

職場の若いお嬢さん(当時25歳・長男と同い年)との雑談の中で
「韓国旅行行きたいね」という話になり

とにかく
ずーっと病んだ生活をしていた私としては
「パーッと非日常」に浸りたい、という気持ちが強かったので

「瓢箪から駒」のような流れで

「韓国旅行、二人で行っちゃう??」という話になりました。

職場の同僚には(今もですが)離婚したことは内緒にしており
日程は次男がヨーロッパへ卒業旅行に行っている間、という
大義名分もまかり通り

話が出てから2週間後には
わたしは機上の人になりました(笑)

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元夫は
家族旅行か
母と一緒の旅行しか
許してくれなかったので

職場の女の子と海外に行かれることが嬉しく
(家族旅行や母と二人で海外に行ったことはありました)

飛行機も「必ずJALじゃなきゃダメ」
「アジア圏はNG」のような押しつけも強かったので

元夫と一緒なら一生行く機会もなかった韓国に行かれることに
とてつもない

開放感

を覚えました。

娘のようなお嬢さんと
韓国コスメを買いあさり
プチプラお洋服を買いあさり
韓国グルメを食べあさり


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チマチョゴリまで着て

まるで大学生のような旅行を
こころから楽しみました。

留守宅に電話を入れなければならない「義務」もなく
夫へのお土産に悩むこともなく

本当に楽しい3日間でした。

この調子で
ワタシ
行きたいところに行って

やりたかったこと
我慢してたこと
出来るんだわー!!!!!!

するわするわするわー!!!

(≧▽≦)







2月に行った韓国旅行が

後になって
「ホント、ギリギリセーフ」の大冒険だったという事実に気付くのに
そんなに時間はかかりませんでした。

○┼< ・・・・・


そうです。
コロナの魔の手が日本中を襲い

「STAY HOME」の日々が始まり、
1年後までコロナ禍が続くとは
その時は夢にも思っていませんでした。

相手女性との示談も成立し

「もうすべて終わったこと」と
(無理やりにでも)割り切って
前に進んでいこうとする中で

元夫から時々、LINEが入っていました。

「届く予定の郵便物を受け取って欲しい」だの
「届いたら知らせて欲しい」だの
(だーかーらー!早く自分の住民票を移動させればよいのに!!)
もありましたが

そのほとんどが3月に大学を卒業して
就職のために上京する次男のことに関して、でした。

「住まいは決まりましたか」
「卒業旅行はいつ出発ですか」
「なにか手伝えることがあったら言ってください」

溺愛している次男に対して
申し訳なさも手伝って
(罪滅ぼしなのか)
自分が何かしてやれることはないかと
強迫観念のようにグイグイ「心配の押しつけ」をしてきました。

次男が(多分、ですが、私への遠慮もあって)
元夫からのLINEを既読スルーすることが多かったようで

結局、業を煮やして私に尋ねてくる、というパターンでした。

特に
元夫が家を出ていくときに荷物を運ぶのに使ったスーツケース
(次男の部屋のクローゼットから持ち出した「中」のスーツケース)




卒業旅行に使うだろうから渡したい、
取りに来るように伝えているのだが、返信が無い
出発まであとわずかなのにどうしようか、と何度も連絡がありました。

次男も1対1で会うのも勇気が要るのだろう、
私への気兼ねもあるのかもしれない
そう思っているところに

身内に不幸があり、
私がお通夜に行かなければならない夜
ちょうど長男も帰省していたので

私から元夫に連絡し、
このままでは次男から連絡をしないだろうから
今夜、私も留守にするので
元夫と長男、次男で晩御飯でも食べに行ってはどうか
その時にスーツケースを持ち帰らせてやってくれと言いました。

2020年2月の初旬のことです。

離婚後初めて元夫と顔を合わせる息子たち
どんな話になったのかと面白くない気持ちで過ごした夜でしたが

外食をしたあと
元夫の新居のマンションに招かれ
父子3人で話をしたそうです。

まず、改まって元夫から
二人の息子に今回のことについて謝罪があったそうです。

その後は、
一人の生活にいつまでも慣れないんだ、とか
食事はもっぱらお惣菜の買い食いかお鍋で済ませている、
洗濯が一番大変、
会社にはいまだに言い出せずにいる、
などの話をしたそうです。

元夫が毎年会社の取引先からもらっていたカレンダーで
私が「使いやすい」ととても気に入っていたものがあったのですが

それを
「これ、母さんが毎年楽しみにしていたから」と託けていました。

次男が帰宅して渡してくれたとき
「うわー!これ使いやすいヤツ!!」と思わず喜んで受け取ったら

次男がすかさず
「あ、いいのか…」とつぶやきました

「父さんから渡されるものは絶対要らない、って言うのかな
嫌な気持ちになるんじゃないのかな、って思った」

そうね
そうよね

その時は素直に(カレンダーが)嬉しかったのです。

一緒に託けられた貰い物のお菓子は
(多分総務のお局さまが「茉莉花ちゃんにあげて」と下さったのでしょうが)

「毒が入ってるんじゃないでしょうねぇ…」と
当分手をつけませんでしたが
職場の仲良しの同僚さんと検証したあと、二人で食べました。


カレンダーに関しては
本当に毎年お気に入りだったので
離婚してもう手に入らないことが残念でなりませんでした。

年末になると届くお歳暮や
会社から持たされるお届け物のおすそ分け、
カレンダーなど
(物品ばっかりだ!)

例年あったものが無くなって

しみじみ

あ、我が家は「主人」が居なくなったのだなぁと
ふとした時に感じることは多かったです。

仕事のことや人間関係のことお金のことなどは
それまでも元夫に相談したことはなかったので
心細く思うことはありませんでしたが
(そっちの方が重要ですが(笑))

息子たちのことや親戚づきあいのことで相談する相手
家電や車の調子がおかしいことを相談するする相手
(これは買い替えかしら?直るかしら、うちで直せるかしら?)

ふとしたときの相談相手が居なくなったのは
生活していくなかで心細さを覚えることがありました。



特にこの後控えている

次男の卒業旅行や
就職のための新居探し、上京などなど
元夫に「俺が居ないと何もできない」とは思われたくなかったので
(特に元夫には東京の土地勘はありましたが
私はとんと疎かったので、とても不安ではありました)

片親ではあるが
ちゃんとしなければならない、という気負いだけは
強く持っていたと思います。

【ぷちネタです】

若くてイケメン
私にとても優しかったS先生は
最後にお目にかかったときに

(元夫への聞き取りのためにと)
お渡ししていた私が作成した
「状況証拠寄せ集め不倫資料集」のファイルを

「見るのもお辛いのではないですか?
これからの人生に不必要なものだとおっしゃるのなら
こちらで処分しますが」

と言ってくださいました。

わたしはキッパリと
「いえ、これからの人生で
自分を奮い立たせるためにも、持っておくべきだと思うので」
と言い、

苦しみながら作成したファイルを受け取って持ち帰りました。

(時々、ふと見直して二人のツーショットの写真を見ては
「くっそぉ!」と奮起したりしています(笑))



S先生は
後日姉に会ったときに

「茉莉花さんの作成した資料集は素晴らしい出来栄えでした」
「パラリーガルに向いているのでは」

とおっしゃっていたそうです。

うふふ。
それはちょっと
うれしいかも(笑)

探偵さんにも向いていると言われたし
意外な自分の能力を知った「離婚劇」でした。


今回のように相手の提示した内容で示談する場合、
普通は相手側の弁護士が「示談書」を作ってくるらしいのですが

敢えて、S先生が示談書(案)を作成してくださることになりました。

そしてS先生作成の示談書には
「意図的に」
『口外禁止についての条項を記載しない』

という作戦を取ってくださいました。

口外禁止というのは示談書にはお決まりの条文で

「甲及び乙は、正当な理由がない限り、
本和解契約締結の原因、経緯、事実及び合意内容について、
第三者に一切開示・漏洩しない。」

つまりわたしは
「相手女性が不倫をしたこと」を含め「慰謝料払って示談したこと」などを誰にも言いません。

相手側からすると
「茉莉花さんに慰謝料を請求されて〇〇円支払わされました」などを誰にも言いません。

というような
「このことは誰にもナイショねっ」的な一文は必ず入るのだそうです。

しかし
S先生はその一文を敢えて省いた「示談書」を作成し
相手側弁護士(P弁護士、とします)に
こちらで示談書を作成してみましたが、ご意見あれば修正します、と
示してくれました。

S先生の読みでは
「示談書の条項に「口外禁止が無い」ということはあり得ないので
多分、P弁護士からは「口外禁止の条項を入れろ」と言ってくるだろう。
そのときは「謝罪文」と引き換えに、と揺さぶってみようと思います。」
とのことでした。

そして
相手から「謝罪文」を勝ち取るか

それとも
「わたし、あなたの旦那さまにいつバラしちゃうかわかりませんよーん」的な
圧をかけたまま「終わり」にするか

相手の出方を見ましょう、との作戦でした。

私としても「やられっぱなし」は癪にさわるので
最後にちょっと揺さぶってみるのは大賛成でした。
謝罪文なんていらないから、一生
「バラされるかも」とビクビクしながら暮らしてほしい、と思いました。

バラす気は特にないけれど
旦那さんにバレたくない、と相手女性が強く思って
早期解決を望んでいるのならば

バラされるのが一番怖いのだろうと思ったからです。



S先生は
年末に一度

「相手の家庭も同じように不幸になればいい。だから相手家族にバラす、
というのは話が違うのではないだろうか」

という話を
次男に向けて、してくださいました。

でも、そうすることで気持ちが収まるのならば、
それも否定するものではない、とも言ってくださいました。
(次男がしきりと報復、ということに言及していたからです)




ビビるがいい…
口外禁止を入れなかった意図にビビるがいい

バラされるかもしれない…と怯えるがいい


が。

P弁護士
「作成いただいたこの示談書の内容でOKでーす!」と
即答してきました。

え?

思わずS弁護士に
「逆に怖いんですけど……。どうして口外禁止の一文を入れてこないのでしょうか」
「なにか意図があるのでしょうか…」
「口外禁止を入れないことで、相手女性よりもなにか私が困ることがあるのですか?」
と尋ねてしまいました。

ううううむ

どうやら相手女性の担当弁護士さんは
「ポンコツ」だったみたいです
(私個人の感想によるものであり、真実のほどを保証するものではありません(笑))
なので「ポンコツ」のP弁護士です
\(^o^)/


S弁護士のお見立てでは

相手女性とP弁護士の間には信頼関係も特に無く

「とにかく用意した金額〇〇円で」
「とにかく早く解決してほしい」ぐらいのやりとりしかしていないのではないか。

言ってみれば
数回のFAXのやり取りで提示された金額から値切った金額で
算出した「報酬」(着手金とは別に利益金額の16%程度~)が
手っ取り早く手に入る。
示談書も作成しなくてよかったし
あっという間に一丁あがりー!

はいはいよかったよかった。

的な「やっつけ仕事」をしたのではないでしょうか。
乱暴な上から目線の回答書と言い
口外禁止に拘らない対応と言い

依頼者(相手女性)に寄り添って仕事をしているとは思えないです。

とのことでした。

そしてS先生は

無事に示談が成立した後、

元夫に
「示談書に口外禁止の項目を入れていないから
私は、相手女性の旦那さんにバラさない、と約束したわけではないのよ~。」

ちらりとささやいておけば
相手女性に伝わるんじゃないですかね(笑)?

と、ささやかな私の復讐心を満たしてくれる解決法で
私の慰謝料請求を締めくくってくれました。

**************

相手女性から弁護士事務所の口座に「慰謝料」が振り込まれて
示談が成立し、
即座に
相手女性のSNSが(誰でも見られるページが)更新されたのには驚きました。

しばらく沈黙を貫き
不倫旅行先の景色の写真をすべて削除して
静かだった彼女のSNSが花の写真で彩られ
「花の下でお酒が飲みたいねー」などと男友達?相手に
コメントしているのを見ると

ほんとに

人の人生を壊しておいて…と
ほんとに
ほんとに

はらわたが煮えくり返るようでしたが

これで
私の一連の「離婚にかかる事務的なすべての作業」が終わりました。

2020年1月下旬のお話です。

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