ちなみに…
以前、探偵事務所に依頼することに
難色を示していた長男の気持ちを考慮して
今回、探偵事務所に依頼することについて
一切、内緒で進めました。
息子たち(長男、次男とも)には
内密で決行することにしておりました。
二人とも
「今日、明日と父親(元夫)は不倫旅行に行く」
「一度、母が乗り込もうかと考えた瞬間はあったが
証拠があろうがなかろうが、
もうXデーにカードを切る、と決めていたこともあり
今回は静観するのだ」
と認識していました。
(今も、そう思っているハズです)
**************
週間天気予報の段階から
彼らの「親睦ゴルフ乗っかり不倫旅行」期間のお天気は
「雨」となっていました。
(ちなみに8月末の2泊3日の不倫旅行時もお天気は「大雨」でした。
ちょっとザマーミロ、と思いました)
日程が近づいていくにつれ
どう考えても土砂降りの中の親睦ゴルフになるのは間違いない、という雲行きになりました。
が、予定通りゴルフバッグの発送も済ませていました。
まぁ土砂降りゴルフで風邪でも引くといいわ、と思っていた前夜
会社から帰宅した元夫が腹立たし気に
「明日の〇〇行きは中止になった」
元夫「大雨が降るって予報になってるだろう、ゴルフは中止にしましょうと
先方から言われたんだ」
うそ、うそ嘘うそぉ
私「え、でも親睦会というかゴルフの後の懇親会?会議?それはあるんじゃないの?」
(懇親会と言う名の不倫デートですけどね)
元夫「いや、ゴルフが中止だからもう〇〇には行かない」
私「そ、それって近々また仕切り直すの?中止?延期?」
元夫「それはまだ未定、そんなこと俺が知るか、どうしたんだ?」
私「いえ…じゃあ明日はお泊り無しなのね、晩御飯要るのね?確認だけど」
元夫「ああ」
そのままお風呂に入った元夫を見送って
すかさず探偵事務所の社長に電話をしました。
「明日雨だから、そちらに行かない、と言ってます。
ゴルフが中止になった、と言っていますー」
半分くらい泣きそうになりながら言いました。
これだけスタッフの方が用意してくれて
明日に備えてる、とさっき電話を切ったばかりなのに
申し訳ない、というか
千載一遇のチャンスをまたもや、逃してしまった悔しさ情けなさ
つくづく元夫が憎い、と思いました。
なんて悪運の強いやつらだ、とも思いました。
探偵さんは冷静に
「そうですか…明日は相当天気が荒れると言ってますしね。
ゴルフはしないけれど、こっちに来られる可能性は、ありませんか」
「しつこく追及できませんでしたが、明日の夕食も要るといいましたし
本当に明日は「無い」のだと思います」
では…と探偵さんは
「電話でやり取りしていて勘付かれても困るので、今後の連絡は
メールでしましょう。
明日の朝まで「GO」の体制で準備していますから
万が一、来られても対応できます。ギリギリの連絡でいいので
「アリ」か「ナシ」かご連絡ください。」
と言ってくださいました。
その後、お風呂から出て、晩酌をする主人に
さりげなく確認しても
荷造りなどの準備を見ていても
どうやら本当に
「親睦ゴルフ乗っかり不倫旅行」は中止になった、と判断せざるを得ませんでした。
行けよ!!!
もうここまで来たら行ってくれ!!!
何で行かないんだ!という
妙な怒りが私を襲いました。
多分ゴルフは純粋に「親睦ゴルフ」で
相手の会社が主催なのでしょう。
そしてニュースで事前に大騒ぎするほどの「大雨」ならばと
直前で中止を決定したのも
相手の会社の配慮によるものなのでしょう。
でも。
私が、彼ら(元夫と相手女性)だとして
……
それはそれ。これはこれ。
というか
ゴルフが中止になった、と私に言わなければ1泊2日の外泊は
まるまる不倫旅行として使える時間、となるわけです。
せっかく近くの温泉街に宿を取り、
夜はショーを見る予定まで入れていたのだから(行程表によると)
行けよ!なぜ行かない?
(涙)(涙)(涙)
******************
結局、本当に元夫はその日
普通に出勤し、夜も普通に帰宅してきました。
探偵事務所の社長さんは、前金として入金していたお金を
全額、返金してくれました。
それどころか
Xデーを迎えるに当たって、という前置きで
電話を下さり、
ボイスレコーダーはあるか、
問い詰めるときに本人が不貞を認めれば、
そのやりとりを文章に起こして裁判に使う、というのは
よくあることなので、絶対録音しておくこと、とか
不貞以外に突ける向こうの落ち度はないか、とか
色々アドバイスをくださり、
今後も不安なことがありましたら
ご相談には乗らせてもらいますのでいつでもお電話くださいね、と
言ってくださいました。
遠い地からですが
必ずや不貞を認めさせて、離婚ができますように
お祈りしていますからね、と励ましてもくださいました。
本当に「正義の味方」のような探偵さんでした。
「完璧な証拠が手に入る!」と期待していただけに
落胆も相当なものでしたが
考えてみれば
もともとの状況に戻っただけでした。
何と濃い
ジェットコースターのような数日だったことか。
Xデーを迎えるまでに私、倒れちまうぜ、という感じでした。
トホホ。
離婚に向けての日々
頼もしい探偵さんとの出会い
複数の探偵事務所に一斉に問い合わせをすることには
もうすっかり慣れっこになっていました。
匿名OKだし、電話番号も記載しなくてよいし
ほとんどが「詳しい話を聞かせてくれ」という返信だけれども
その後のしつこい後追い営業メールは来ない、
(ま、来たとしてもメールだと、割り切っていましたが)
中には概算の料金を返してくれるところもあるので
大体の相場を知ることが出来る、そんな感触でした。
そんな中でとびぬけて私のハートをつかんだ返信がありました。
冒頭から「料金」を提示し
その内訳の詳細な説明、
そして私が示した条件のうちの「行程表」が
「万が一、ダミーだった場合」を想定し、
途中で打ち切ったとしても「これだけ」は経費としていただくことになります、
なども事細かに提示されていました。
「対象が捕捉不能だった場合、捕捉不能の根拠として行程表に記載してある降車駅の
予定時刻前後の2時間分のビデオを提出します」などの説明も
分かりやすく明確でした。
駅で捕まえられなかったらゴルフ場、などの様々なパターンの記載もありました。
ここまで細かく具体的な対応策を
メールの段階で提示してくれた探偵事務所は初めてだったため
大変感動しました。
そして
なんと
料金が(今までの感覚からすると)
とても良心的だったのです!!!
ほんとに?
これに「必要経費別途」とかかな?
と思ったら「調査員が同じホテルに宿泊する宿泊費まで含んでいます」とのこと。
(地元から母や姉を連れて新幹線で往復し、ホテルに泊まることを考えたら…
全然こちらにお願いしたほうがコスパがよい!と考えました)
お願いする前提でお電話させていただきます、とメールして
電話でお話させていただきました。
調査をお願いする日が、もう数日後に迫っていたということもあり
電話で細かいことを詰め、
あとはメールでデータのやり取りをするということになりました。
押印する調査依頼契約書も郵送でギリギリ、という
超タイトな日程でのやりとりになりました。
代表だという男性は
親身に寄り添って話を聞いてくれ、金額的な説明も明快で
地獄に仏、とはこのことだと思いました。
「裁判で使える証拠」を「必ず取ってきます」
「ホテルもゴルフ場も、我々の庭のようなものです。」
「直接奥さんが乗り込む、という案も無くはないですが
お母さんやお姉さんたちの素人集団で出来ることは限られています。
もう少し早く伺っていたら、私たちと一緒に乗り込む、というパターンもあったのですが」
(いやいやメンタル的にいくら心強い後ろ盾があってもそれは無理)
驚いたことに
電話で依頼してから一日の間で
スタッフの方と打合せをしたうえで確認をしたい、と
具体的な内容を尋ねるために連絡してくれ、
その際、
私がお知らせした情報(相手女性の氏名や元夫との馴れ初めなど)から
ネット上で出来る検索を済ませ
(SNSを探すなど、それまで一通り私がやっていたことではありますが)
投稿の内容や、勤務先の会社のことなど
全て頭に入れてくれていたのには感動しました。
そのうえで、
「あの、SNSの投稿を見る限り、家庭持ちではないような気がします。
あれだけ頻繁にご主人(わたしの元夫)と数泊の旅行が出来、
その上
家族のことについて触れた記事が一切、ない。普通の主婦のようには思えないんですが…」
「一夜を共にしてホテルを出た後の二人をどこまで追いますか?
一泊の事実(と仲睦まじい様子)が掴めたらそれでいいのか
最後まで追って、相手女性の家まで追跡して住まいを掴むのか。
そうなると料金が余計にかかってきます(県外に出るので)
僕としては、余計な料金までかける必要はないと思いますが…」
その打開策として
「これは、打ち合わせの中で
可能性として話に上がったのですが
二人(元夫と相手女性)は中学校の同級生だとおっしゃいましたね?
卒業した中学校名、分かりますか?
当時は卒業アルバムに住所録が載っていたはずです。
学校の図書館になら歴代のアルバムが置いてあったりするはずです。
そこをたどれば、女性の実家の住所がわかるかもしれませんね」
「いよいよになったら別途ご依頼いただければ交通費+若干金額で
相手女性の住んでいる(彼らの地元の)県まで行くことも可能です」
などなど
私がXデーを控えていること、
本当は手持ちの証拠でぶつかろうとしていたこと、を踏まえて
「手っ取り早く」
「最低限の」
「でも決定的な証拠を」
「最高のコスパで」
ということに重きを置いて心を砕いてくださっている、と感じました。
ここまで出会った弁護士さん、探偵さん、いろいろいらっしゃいましたが
この探偵事務所の社長さんが
一番私の心に寄り添ってくれ
先回りして色々考えてくれ
そう(私が求めていた)2時間ドラマの熱血探偵のような方でした。
(お顔も見たことございませんが(-_-;)HPにもお写真は載っていませんでした)
明日、元夫が「親睦ゴルフを隠れ蓑にした不倫旅行」に出発する、という日
夕方電話で最後の打合せをし、
「それでは、明日よろしくお願いします。」
「元夫が家を出た時の服装や持ち物について
もし、写メが撮れたら写メを、撮れなかったら
その特徴をテキストででもお知らせしたほうがよろしいですよね。
やり取りしているアドレス宛にお送りしたら、出先でも見ていただけますか?」
と言ったときに
その探偵さんが
「奥さん…探偵業の経験者ではありませんよね?
数日やりとりしていて何度も感心したのですが、
自分はここまでクレバーなクライアントに出会ったことがありません。
もし、こちらにお住まいならうちにスカウトしたいくらいです。」と
言ってくださいました。
「えー?すごく嬉しいです(笑)こちらに遠征してこられる調査がおありのときは
ぜひ、現地調査員として使ってください(笑)」と答えたら
「いや、本当に。すごく向いてますよ。」と
何度も「クレバー」と褒めてくださったのが
メンタルがボロボロで底辺だった私にとってとても嬉しかったことを覚えています。
では
明日。
よろしくお願いします。
明日、明後日で「完璧な証拠」が手に入る。
いよいよ、だ
いよいよ、です。
※ この時点でも最後までA弁護士は
「その探偵事務所は信じられそうか?」
「契約してしまったのか?」
「完璧な証拠を取ると言ったか」
「やっぱりお嬢さん(わたし)が乗り込むべきだ!」
とおっしゃっていました…。
新たな不倫旅行計画
元夫が「今週、〇〇に泊りでゴルフに行く」と言う。
その「親睦ゴルフ」のお相手は他県の会社で、
その会社さんとは今までも(私が知っている限り)3回は
泊りの親睦ゴルフがありました。
そして
過去3回のその親睦ゴルフが
私が見つけた不倫旅行の行程表の中に組み込まれていました。
実は今でも、
この「親睦ゴルフ」自体が純粋に行われており
(相手女性はプレー中は別行動を取り)終わってから
二人で落ち合っていたのか、
もしくは相手先に「妻です」「うちの会社の者です」と言って
ゴルフ自体一緒に回っていたのか、
詳しく問いただしていないので良く分からないのですが
会社からすべて交際費として経費が支払われていたようですし
元夫の社内の人間も参加していた回もあったようなので
多分、「親睦ゴルフ」のお誘いがあったときに
相手女性との不倫旅行を抱き合わせて、
ゴルフ終了、解散後の夜から次の日までの
お楽しみタイムを捻出していたのではないかと思われます。
えー?
来月東京3泊4日の不倫旅行計画があるのに
この期に及んで
私が設定したXデーの数日前に、新たな不倫旅行をぶっこんでくるの??
私に予定を告げたと同時くらいに
元夫のUSBメモリの中に
新たな「不倫行程表」(ゴルフ場そばの温泉街に宿泊バージョン)が加わりました。
あとは心静かに
粛々とXデーを迎えるだけだと思っていたのに
離婚合意書の作成のため、頻繁にやりとりしていたA弁護士に
この事実を告げました。
そうでした(-_-;)
「断然、現場を押さえるべき!!!派」 のA弁護士でした…。
「現場に行きなさい!!」「自分で現場を押さえなさい!」
「息子さんについてきてもらいなさい!」
「お母さんでも!お姉さんでも!!!」
「真夜中に部屋を訪ねるんだ!」
「申し開きできない状況に追い込むんだ!」
…あつい(-_-;)
それでも一応前向き(というのかな)に検討し、
まずは長男に確認しました。
「気持ちとしては行ってもいいと思っているが(ウイークデーということもあり)
距離と時間的に厳しい、そしてその夜はどうしても外せない会合が入っている」
「おばあちゃんにお願いしてみる?」
母と、姉に同行を相談したら二人とも「一緒に行く!」と
ありがたい即答をくれました。
ホテルも予約しました。
ただ…やはり
私のヘタレなところ、
どうしても
「その現場」「その相手女性」「どのような反応なのか予想もつかない元夫」
と対峙する勇気が出ませんでした。
ドラマのように
遠山の金さんのように
水戸黄門のように(どっちにしても古すぎるな…)
「勧善懲悪」「一気成敗」
「控えおろうー!」「へへーーーーー」
とはならない気がする(私の脳内では)
なんならその出来事が
今後の私の人生においてトラウマになったり
精神を病んでしまう火種になったりする「修羅場」になるのではないかと
恐ろしくて恐ろしくて仕方ありませんでした。
これ以上、自分が傷つき、壊れることが
怖くて仕方ありませんでした。
またまた得意のシミュレーションをしてみました。
「ホテルの部屋番号ってどうやって分かるの?」
「完全に面が割れてるのに部屋の前まで尾行できるわけもないのに」
「フロントは絶対教えるわけないし」
部屋に乗り込め、としきりに勧めるA弁護士さんに
すごく冷静にこの点を質問しました。
何かいい案を持っているのかしら、と。
(私なりには考えました。
浴衣姿で、「大浴場に行ったら部屋番号が分からなくなっちゃった。
〇〇ですけど(元夫の苗字)何号室でしたっけ?」って聞いたら教えてくれるんじゃない?とか)
A弁護士「ううううううむ、そうですねぇ………(汗)」
なーんだ
その道のプロじゃないわけか
いつも「この手」で成功してるんですよ、ってわけではないってことか
(まぁ主に「企業法務・顧問弁護士」だもんなぁ)
勢いで言ってるんだな
口車に乗ってしまったら火傷するかもしれないな
***********
というわけで、
私の中で方向転換をすることにし、
元夫が「親睦ゴルフ」に行く地の探偵事務所を
HPで数社ピックアップし、
お問い合わせフォームから
依頼内容を伝え(行程表があり、電車の時間の記載あり。ゴルフ場名あり、該当者2名の写真あり)
見積もりを依頼しました。
「詳しいことを直接お話したいので電話してくれ」という返信がほとんど
もしくは「1時間〇万円です。何時間尾行するかによって計算します。何時間尾行しますか?」
みたいな機械的な返信ばかりの中で
「ネ申」 (この書きぶり、古すぎる??)
と思われる探偵事務所から返信メールが届きました✨
次男に告げた日
いよいよ次男に
私の決意を伝える日が来ました。
1対1で次男と向かい合う勇気がなく
そのために長男がわざわざ帰省してきてくれました。
元夫に内緒で
個室のあるお店(長男が予約してくれました)で3人で夕食を食べ
この会食が「父親抜き」であることに気付いた瞬間
次男が
「悪い予感しかしない」と言いました。
話を切り出しかねている私を見かねて、長男が
「何の話だと思う?」と問いました。
すかさず返ってきた回答に私も長男も言葉を失いました。
「…離婚、するんじゃないの?」
がーん
がーん
がーん
がーん
演じ切れていなかったの?わたし?
「表面的には」「家庭円満」「夫婦仲良し」だと思っていた私にと
その次男の答えは耳を疑うものでした。
(だからこそ、伝えるのがとても怖かったのです)
長男が「なぜ、そう思うの?」と問いました。
「僕が、4月に東京に出て行ってしまって
父さんと二人きりの生活になったら、母さん、きついんじゃないか
「父さんはそんなことちっとも考えてないと思うけど
母さんは、父さんと一緒に居るのは結構しんどいでしょ?」
実は、次男がそう考えたのには理由があったそうで
少し前に高校時代からの友達から
「自分(次男の友達)の大学卒業、就職のタイミングで両親が離婚する」
という話を聞かされたばかりだったそうです。
ずっと夫婦不仲だったけど
子育て一旦ひと段落のタイミングで離婚する、
あらかじめ予告しておくね、と
その友達は親から告げられたそうで、
その話を聞いた時に
次男は自分の家庭に置き換えて考えてみた、と言っていました。
次男の目から見て
元夫と一緒に暮らしている私が幸せそうではない、とは分かっていたそうです。
「正解」
(私が価値観の相違に苦しんでいることについては)
だけど
それだけを理由に「離婚」を決意するほどの勇気も覚悟もなかったのよ、母は。
すると長男が
「そうかー、そう思ってたかぁ
結論はそうなんだけど、理由は全く違っててね
母さんは、ちゃんと父さんのことを愛していたんだけどね…」
このくだりで私は内心「!!!!!」と思いまいた。
25歳の男の子の口から(両親の間で)「愛してる」という単語が出たこと
(あんまり使わなくないですか?照れくさくて)
私が元夫を愛している、と思っていたのか、という驚愕
愛してはいなかったと思うけど
「家族」としての情はありました。
感謝もありました。
だからこそ「価値観が違う」などということは
(本当は大きいけど)小さなことだ、と
自分に言い聞かせてきました。
閑話休題
一連の話を聞いた次男は泣いていました。
相手の女性が憎い、と
相手について尋ねられました。
(次男はその後も当分の間、相手女性への憎しみを強く抱いていたように感じます)
元夫は自分自身が「次男」で
「次男」というポジションゆえ、随分差をつけて育てられた、という気持ちがあり
(お兄ちゃんばかり大切にされた、自分は軽んじられた、と思っていたようです)
そのせいだと思いますが
無条件に次男のことを『溺愛』(不必要な甘やかし)していました。
見ていて長男が可哀想になるくらい
長男に対しては厳しく、
二言目には「お兄ちゃんだろう!」と怒鳴りつけ
次男を優先する、という面がありました。
それは長男も(長男は面白く思っていなかったと思います)
次男も(父親は便利な隠れ蓑とお財布、と思っているフシはありました)
私も、階下に住む私の両親も感じていました。
(もちろん私始め両親も、兄弟での扱い方が極端すぎる、と
元夫に進言したことは一度や二度ではありませんが
全く聞く耳を持ちませんでした)
元夫の過剰な「贔屓」を受けていた次男でしたが
「小さいころからずっと、父さんに甘やかされてきたことは分かってる
だから、父さんと母さんの意見が分かれたとき、
何となく父さん側に付かないと、と思ってきた。(えー?そうだったの?)
でも、さすがにこれはやっていいことと悪いことがあるというか
僕は、許せない。これはアウトでしょう」
そして
「相手が、嫌だ。まだ出会い系とかの方がよかった」
「その女を、絶対許さない」
父親を恨めない、次男の気持ちが
怒りという形でその女性にすべて向けられている、と感じました。
(後々で次男から聞いた話では、
その後しばらくの間、
法的に許される最大の報復は何か、ということをネットで調べたそうです。
慰謝料、が子供の立場で請求できるかどうかも調べた、と言っていました。)
会食が終わったあと、
(何も知らない元夫が待っている自宅に)
そのまま戻る気にもなれず
(もちろん3人一緒だったことも内緒なので、別々の帰宅となるのですが)
次男の「帰りたくない」「バッティングセンターに行きたい」という希望を叶えるべく
長男が弟を連れて夜の町に出かけて行きました。
(私は一人で先に帰宅しました)
事実を告げられてから、一切何も食べられなくなった次男が不憫でした。
申し訳なく思いました。
ただ、それからのXデーまでの2週間は
「すべてを知ってくれている」次男が同じ屋根の下に居てくれることで
わたしとしてはすごく気持ちが楽になれました。
事実を知ってからも、
次男は普段と変わりなく元夫と食卓を囲み、
一緒にテレビを見、
こっそり私を気遣ってくれました。
泣いても笑っても残すところあと2週間。
離婚合意書をA弁護士さんと相談しながら完成させて
あとは本番を迎えるだけ、
の予定でしたが
もうひと山、予想外のアクシデントが発生しました。
(ホント、もういい加減にしてくれ(笑))
2019年9月のある日の思い出
…
離婚に向けての日々の中でのちょっとした思い出バナシです。
9月の半ばに役所に「離婚届」をもらいに行きました。
まだ残暑厳しい日だったと記憶しています。
それは土曜日、つまり役所がお休みの日のことでした。
実は…ざわざわと人が行きかう役所のカウンターで
「離婚届ください」と言う勇気がありませんでした。
窓口の人はさることながら
周囲の人に
「この人、離婚するんだ…」という目で見られることに
耐えられそうにありませんでした。
(数々の経験を経て、今ではデリケートな内容について
動揺することなくお話しができるシングルになりましたが)
なので休日出勤の当番の人が
事務的に「はい」と渡してくれるであろう
(当時は行ったことなかったから想像でしかなかったけれど)
休日窓口に行きました。
その頃の私は、
ある日突然我慢できなくてすべてぶちまけてしまうかもしれない
「知ってるんだから!」と叫んでしまうかもしれない
自分に対してそんな危うさを感じていました。
「いつ、決戦の火ぶたがきられても大丈夫なように」
「本気である、という証として」
「お守り代わりに」という気持ちでした。
心配したのと、
不憫に思ったのでしょう、母も付き添ってきてくれました。
休日窓口だけどちゃんと二人の職員さんで対応してくれて
記入方法や
提出するときに持参するもの、
記入してて分からなかった時の電話番号など
丁寧に説明してくれました。
初めて知ったのは「2枚セット」になっていて
(多分間違えた時用?)
いかしながら更に
「もう1セットいる?」って聞いて下さり
「破られたら困るから、下さい」と答えると
「そうだね、そういうこともあるかもしれないの?」
「強いなぁー、なんか怖いなぁ」と言いながら
もう1セットくれ
書き方の説明も
「初めてですか?」と聞かれ
「もちろんです!書いたことある、って言ったら
それ私が何度も離婚経験があるみたいじゃないですか」
と言ったら
「あはははは~明るいなぁ」
「頑張ってね」と笑顔で見送ってくれました。
持っていると、覚悟も決まっているという気がして
(もちろん決まっているのですが)
勇気が湧いてくるような気がしたことを覚えています。
お守り代わりの離婚届は
Xデーの前日まで大事に大事にしまい込み
いよいよ明日、という深夜に
色々な思いを抱えながら、
一文字一文字丁寧に記入しました。
(ちなみに書き損じることもも破られることもなく、1枚で済みました)