50代からのシングル(シンプル)ライフ ~熟年離婚、しました。

結婚26年で熟年離婚しました。 弁護士の先生にもお世話になりました。 興信所の社長からは「探偵に向いている」と誘われました。 そんな離婚劇のあれやこれや… シングルアゲインのアラフィフの備忘録です。

離婚にまつわるエトセトラ

【ぷちネタです】

若くてイケメン
私にとても優しかったS先生は
最後にお目にかかったときに

(元夫への聞き取りのためにと)
お渡ししていた私が作成した
「状況証拠寄せ集め不倫資料集」のファイルを

「見るのもお辛いのではないですか?
これからの人生に不必要なものだとおっしゃるのなら
こちらで処分しますが」

と言ってくださいました。

わたしはキッパリと
「いえ、これからの人生で
自分を奮い立たせるためにも、持っておくべきだと思うので」
と言い、

苦しみながら作成したファイルを受け取って持ち帰りました。

(時々、ふと見直して二人のツーショットの写真を見ては
「くっそぉ!」と奮起したりしています(笑))



S先生は
後日姉に会ったときに

「茉莉花さんの作成した資料集は素晴らしい出来栄えでした」
「パラリーガルに向いているのでは」

とおっしゃっていたそうです。

うふふ。
それはちょっと
うれしいかも(笑)

探偵さんにも向いていると言われたし
意外な自分の能力を知った「離婚劇」でした。


今回のように相手の提示した内容で示談する場合、
普通は相手側の弁護士が「示談書」を作ってくるらしいのですが

敢えて、S先生が示談書(案)を作成してくださることになりました。

そしてS先生作成の示談書には
「意図的に」
『口外禁止についての条項を記載しない』

という作戦を取ってくださいました。

口外禁止というのは示談書にはお決まりの条文で

「甲及び乙は、正当な理由がない限り、
本和解契約締結の原因、経緯、事実及び合意内容について、
第三者に一切開示・漏洩しない。」

つまりわたしは
「相手女性が不倫をしたこと」を含め「慰謝料払って示談したこと」などを誰にも言いません。

相手側からすると
「茉莉花さんに慰謝料を請求されて〇〇円支払わされました」などを誰にも言いません。

というような
「このことは誰にもナイショねっ」的な一文は必ず入るのだそうです。

しかし
S先生はその一文を敢えて省いた「示談書」を作成し
相手側弁護士(P弁護士、とします)に
こちらで示談書を作成してみましたが、ご意見あれば修正します、と
示してくれました。

S先生の読みでは
「示談書の条項に「口外禁止が無い」ということはあり得ないので
多分、P弁護士からは「口外禁止の条項を入れろ」と言ってくるだろう。
そのときは「謝罪文」と引き換えに、と揺さぶってみようと思います。」
とのことでした。

そして
相手から「謝罪文」を勝ち取るか

それとも
「わたし、あなたの旦那さまにいつバラしちゃうかわかりませんよーん」的な
圧をかけたまま「終わり」にするか

相手の出方を見ましょう、との作戦でした。

私としても「やられっぱなし」は癪にさわるので
最後にちょっと揺さぶってみるのは大賛成でした。
謝罪文なんていらないから、一生
「バラされるかも」とビクビクしながら暮らしてほしい、と思いました。

バラす気は特にないけれど
旦那さんにバレたくない、と相手女性が強く思って
早期解決を望んでいるのならば

バラされるのが一番怖いのだろうと思ったからです。



S先生は
年末に一度

「相手の家庭も同じように不幸になればいい。だから相手家族にバラす、
というのは話が違うのではないだろうか」

という話を
次男に向けて、してくださいました。

でも、そうすることで気持ちが収まるのならば、
それも否定するものではない、とも言ってくださいました。
(次男がしきりと報復、ということに言及していたからです)




ビビるがいい…
口外禁止を入れなかった意図にビビるがいい

バラされるかもしれない…と怯えるがいい


が。

P弁護士
「作成いただいたこの示談書の内容でOKでーす!」と
即答してきました。

え?

思わずS弁護士に
「逆に怖いんですけど……。どうして口外禁止の一文を入れてこないのでしょうか」
「なにか意図があるのでしょうか…」
「口外禁止を入れないことで、相手女性よりもなにか私が困ることがあるのですか?」
と尋ねてしまいました。

ううううむ

どうやら相手女性の担当弁護士さんは
「ポンコツ」だったみたいです
(私個人の感想によるものであり、真実のほどを保証するものではありません(笑))
なので「ポンコツ」のP弁護士です
\(^o^)/


S弁護士のお見立てでは

相手女性とP弁護士の間には信頼関係も特に無く

「とにかく用意した金額〇〇円で」
「とにかく早く解決してほしい」ぐらいのやりとりしかしていないのではないか。

言ってみれば
数回のFAXのやり取りで提示された金額から値切った金額で
算出した「報酬」(着手金とは別に利益金額の16%程度~)が
手っ取り早く手に入る。
示談書も作成しなくてよかったし
あっという間に一丁あがりー!

はいはいよかったよかった。

的な「やっつけ仕事」をしたのではないでしょうか。
乱暴な上から目線の回答書と言い
口外禁止に拘らない対応と言い

依頼者(相手女性)に寄り添って仕事をしているとは思えないです。

とのことでした。

そしてS先生は

無事に示談が成立した後、

元夫に
「示談書に口外禁止の項目を入れていないから
私は、相手女性の旦那さんにバラさない、と約束したわけではないのよ~。」

ちらりとささやいておけば
相手女性に伝わるんじゃないですかね(笑)?

と、ささやかな私の復讐心を満たしてくれる解決法で
私の慰謝料請求を締めくくってくれました。

**************

相手女性から弁護士事務所の口座に「慰謝料」が振り込まれて
示談が成立し、
即座に
相手女性のSNSが(誰でも見られるページが)更新されたのには驚きました。

しばらく沈黙を貫き
不倫旅行先の景色の写真をすべて削除して
静かだった彼女のSNSが花の写真で彩られ
「花の下でお酒が飲みたいねー」などと男友達?相手に
コメントしているのを見ると

ほんとに

人の人生を壊しておいて…と
ほんとに
ほんとに

はらわたが煮えくり返るようでしたが

これで
私の一連の「離婚にかかる事務的なすべての作業」が終わりました。

2020年1月下旬のお話です。

結局
慰謝料交渉としては

私が


相手の「上から目線」の回答書に対して

「YES」
と答えるのか

「NO」
と答えるのか

ということになりました。

「出るとこ出て」
「裁判になったら」

困るのは100%相手方だということは
明確です。


S先生の見立てでは
「ここまで乱暴な手法を取ってきた相手方はイチかバチか、に賭けているのだろう」
「そして相手女性は『とりあえず早く解決』させたいと願っている。
それは自分の旦那さんにバレることを一番恐れているからだろう」
ということでした。

いいですよ、裁判で。
出るとこ、出ましょ。

と、こっちが返したら慌てるのはあちらだ。

ただ…。

相手がイチかバチかの勝負に出たのは

『請求額よりは値切ってきたが、まぁまぁの金額』を提示した慰謝料

がポイントだろう、ということでした。

そもそもの請求額は
S先生のお考えで(元夫からの聞き取りを踏まえて決められました)
かなりふっかけた金額、だと認識していました。
そうは言っても
かなりダンピングされて
せいぜい〇〇円だろう、と思っていた金額よりは
多めの金額を提示しているところがポイントだ。


裁判になったら
下される判決では
間違いなく
この金額(今、相手女性が提示している額)
よりは下回る慰謝料の支払いとなるでしょう。

そしてその場合は
「判決で言われたから払う」というスタンスで
今よりも少ない金額で
「はい、言われた金額払ったから終わり」
という終わり方になります。

そして
裁判となると今から更に時間がかかります。
相手女性の地(隣県)での裁判になると
わたし(S弁護士)の交通費も出張費もかかってきますし
裁判を行うことになると、そのための契約になり
金額もまた必要になってきます。

現時点での相手方からの回答書で
これだけ茉莉花さん(わたし)が精神的に参ってしまわれてるのを見ると
これから裁判でのやりとりをすることは
あまり得策ではないのでは…と思います。

つまり
① 時間がかかって
② 費用がかかって
③ 今提示されている慰謝料よりかなり低い金額で判決が下り
④ 相手との絡みが長引く分、精神的なダメージが大きい

だから
もうここで手を打つ、というのもアリだと思う。

早く終わらせて
貰うもん貰って
もう、終わりにしてもいいのではないでしょうか。
(実は、これだけの金額を払う、と相手側が申し出るとは思っていませんでしたし
この金額なら、手を打ってもよいのでは、とも思います。)

S先生はそうおっしゃいました。

もちろん、それがお嫌なら裁判しましょう、と
私の意思を尊重してくださいましたが。

今、冷静に振り返ると
今の私なら

売られた喧嘩を買ってもよかったのかしら、
実際裁判になって、相手女性の旦那さんにもバレて
地獄を味わわせてあげればよかったのかしら

くらいの精神的余裕はあるのですが

当時は
この性悪オンナ(と命名)とやりあっても
私のメンタルやられるだけで、何の得もない…と思いました。
たかだかFAXで送られたきた回答書だけでも
怒りに震えるくらいです。
毎日毎日ため息をついて涙が止まらない、
という日々でした。

なので。

もうこれで手を打とう、と思いました。

が。

「謝罪文の拒否」は納得がいかない…。
「悪かったと思っていないのでしょうか…。」

そして

「相手が早期解決を求めているということは」

「相手女性の旦那さんに隠したまま、このまま無かったことにして
自分だけは幸せな家庭に戻ろうと言うのですね…。」

「次男じゃないけど…許せません…。」

するとS先生が
またひとつ、
わたしの気持ちに寄り添った提案をしてくださいました。

相手女性側からの回答文の内容に
あまりに頭に血が上りすぎて

S先生に
「元夫に『アンタ、どういうオンナと付き合ってたんだ!』と電話してもいいですか?」
と尋ねてしまいました。

長男の大学時代の住まいをダシにして
私が不倫旅行に出かけていたかのような文章には
どうしても一言言ってやりたかったのです。

つまり元夫が相手女性に
「息子のところに訪ねに行くフリをして男に会いに行っている」と
言っていたということならば
(それにしても時期が若干ずれているのは詰めが甘いとしか言えませんが)

私と長男を
侮辱している!と腹が立って仕方がなかったのです。

その上、謝罪文は拒否、
これ以上文句あるなら出るとこ出ましょう的な
このケンカ腰の態度…

とんでもない女だわ。

元夫に一言言ってやりたい。

S先生は

「いいですよ。直接お話されても大丈夫です。」

「ただ、元旦那さんは、相手女性とツーカーですね。
わたし(S先生)からの聞き取り後に、相手女性に自分が話した内容を
全て話しているのだと思います。
筒抜けです。私(S先生)からするととても印象が悪いです」

「それにしても…私もとても驚いています。
どうしてここまで強気に出てくるのか。
私なら決して取らない手法ですね。ビックリです。」


そうですか…
了解です。

とりあえず一言言ってやらないと気が済まない
(とにかく、私の不倫疑惑のようなことを
相手女性から言われたのがめちゃくちゃ腹が立っていました。
おまえが言うな!と言いたい。が、そういうことを元夫が言っていたのだろうと思うと
やはり元夫を罵倒したい)
と思いました。

そこで
離婚後
私からは初めて、元夫に電話をかけました。


今、こうやって記事にしていて
この夜の電話は
ただ、私が元夫を罵倒したような(トホホ)
特に内容も無いものだったなぁと改めて思います。

元夫は終始「タジタジ」というようなおとなしい、
今までにない下手(したて)な対応でした。


「アンタはあっちの味方なのか!
S先生に話したことを逐一報告して話を合わせる作戦だったのか!」

―それは、ありません。が、弁護士の先生に話をしたから近々書面が届くと思う、という連絡は、した。

「「謝罪文は拒否します」って言った上に、ケンカ腰で、裁判しましょうだなんて
改めて聞くけど、アンタ、どんなオンナと付き合ってたんだ?ヤンキーなの?」

―いや…自分がこんなになったことを伝えた時は
本当に申し訳ないと言っていた。謝っていた。反省してた。
そんなに気が強い…女性…では…ないとおもうけど。

「ところで私が△△市に男に会いに行っていたから夫婦関係はとっくに破綻していたと言われたけど
あなたは、当時から私が息子のところに行くたびに「不倫相手に会いに行ってる」と思ってたの?
私たちは夫婦関係がとっくに破綻していたの?会話が無かったの?」
(夫婦関係の破綻云々については、寝室を別というところから言ってくるであろうとは
S弁護士先生も事前におっしゃっていたので、特に腹が立っていたわけもないのですが)

―そんなことは言っていない。
夫婦関係が破綻している、とは言っていないし、△△市に男が居るとは言ったことはない
ただ…寝室を別にしてることについては相談したことはある
息子のところに行っているときに不倫をしていると思ったことはないが
メールを見て相手はどこの人だろうと思ったときに△△市ではないかと思ったことはある


「今回の内容証明について、相手女性からアンタに連絡はあったのか」

―内容証明が届いた、という連絡はあった

「電話で?」

―いや、メールで(LINEだろ)

「あなたはどう返したの?
そのとき「ケンカ腰」で私に回答するって言ってなかったの?」

―迷惑かけますがよろしくお願いします、と。
内容については何も言ってなかった。

「あー、そー。私が年末にLINEしたときには既読スルーしたのにね。
やっぱり「あっちの味方」なのね」

―年末のLINEに返信できなかったのは申し訳ない、
ポリープを切除した後、微熱と下痢が止まらなくて体調が悪かったんだ


結局
「あなたはとんでもない性悪オンナと付き合ってたのね!」

ということと
「今夜私が怒りに震えて電話したということを相手女性には決して言うんじゃないわよ」

ということをガルガルガルと
感情的に告げただけの電話になりました。
(トホホ。感情に任せただけの通話となりました。
わたしとしては今思い起こして、すこし恥ずかしいです)


結婚している間、こんな姿を見せたことはなく
いつも感情を飲み込んでいたので

言いたいことを言えたことについては
良かったと思うことにいたしましょう(笑)

年明け早々
仕事始めとともに送付された「内容証明」

想定外に早く
相手女性の「代理人」だという弁護士から
「受任通知」が届きました。

S弁護士がおっしゃるには
内容証明が届く(=慰謝料請求される)ことを覚悟して
事前に、依頼する弁護士を用意して待っていたのだろう、と。

Xデーの1週間後には
「こっちも弁護士立てますから!」的な内容のことを
(ニュアンスとしてはそんなケンカ腰ではなかったけど)
元夫を通じて伝えてきていた女性ですから



多分、事前に弁護士に依頼して
一日千秋の思いで「慰謝料請求」を待っていたのでしょう。



【元嫁 VS 不倫相手】
*ここからはお互いに弁護士同士のやり取りになります*

相手女性の言い分は

① あんたたち夫婦(私と元夫)の夫婦関係はとっくの昔に破綻していたから
わたしは悪くないよー、的な言い分

その根拠として、寝室が別だったこと
会話が無く家庭内別居状態であったこと
平成〇〇年頃から私が頻繁に
△△市に遊びに行っていた(私が△△市に会いに行く恋人がいた)
というようなことを
まるで鬼の首を取ったかのように記載されていました。

寝室が別だったことは合っていましたが
△△市のことについては
長男が大学の進学のために居住してた地であり
平成〇〇年頃というのは息子の大学進学時期より早い時期のもので
とんだ言いがかり、と言わざるを得ませんでした。
(△△市には行っていましたが、100%息子のところに泊り
息子と過ごしていたことは、息子も証言しています)

②  離婚に当たって家の名義を書き換えさせたんだから、慰謝料的なもの結構もらってるじゃーん
的な言い分

③ 謝罪文は作成しませーん

④ でも請求満額は無理だけど、私早急に解決したいからちょっと値切らせてもらうけど
〇〇円をお支払いすることで解決の提案といたしまーす

で、最後の一文がめちゃくちゃケンカ腰だったのでムカつく部分を記載いたします。

上記提案に応じることが出来ないということであれば
これらすべてを撤回させていただきます。
また念のため、上記提案は最大限譲歩しうるものであること、
そして〇月〇日までにご回答いただけない場合には、
裁判外での交渉については一切、お断りさせていただきますことを申し添えます。


は?
最大限譲歩、ってどこも譲歩してないのでは?
何故にこんなに上から目線のケンカ腰なのですか?

出るとこ出てもいいですよ!!と

慰謝料請求された方が、逆ギレして
「裁判だ!!!!!」って言ってる。

な…何これ???

すごく根性悪い回答文に
全身の血が逆流するような気がしました。

元夫よ…
アナタの不倫相手は
どこまで性悪なのですか…???

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